今年はコロナ禍の中とても短い夏休みでしたが、皆さんは元気にそして有意義に過ごすことができたでしょうか。例年とは違う夏休みとなり、体験活動や家族旅行等があまりできなかったことと思います。しかし、今こうして皆さんの元気そうな顔を見ていると「みんな無事に過ごせたんだなぁ」と安心させられます。
さて、二学期は様々な行事があり、自分を試す学期でもあります。そこで毎年話をしていることですが、皆さんに二学期育ててほしい三匹のカエルのお話をします。
一匹目は「かんガエル」です。どんな時でもじっくり考え、自分の考えをたくさん人に伝えてほしいと思います。そして一人ではうまくいかないことも、友達や先生と一緒に考えることで、どんなに困難なことでも乗り越えることができると思います。
二匹目は「ふりカエル」です。勉強でも様々な行事でも、振り返った時に前の自分より成長していることに気づけると思います。その成長の一つ一つが竹の節となり、心をしなやかに、たくましくしてくれます。
三匹目は「まちガエル」です。一度間違えると、次からは「同じ失敗をしないぞ!」と気を付けることができます。また、間違えることで身につくこともたくさんあります。そして失敗を振り返ることで成功への力となるのです。間違うことが悪いのではなく、間違いから学ぶことが大切なのだと思います。皆さんはまだまだ若いのですから、どんどん間違っていいと思います。それが自分の人生を切り開く力になっていくのです。
皆さんには、今年も「かんがえる」「ふりかえる」「まちがえる」ことを大切にして、自分を思い切って試してほしいと思います。そして、コロナ禍にあろうとも逆境に負けずにたくましく育ってほしいと思います。
皆さんの二学期のさらなる成長を楽しみにしています。
(二学期始業式 式辞より)
指示に従ってスムーズに整列が完了しました。二学期を迎えて少しグレードアップしたような気がします。
開式の言葉から式辞、閉式の言葉まで10分ほどでした。例年なら二学期の抱負を各学年から発表してもらうのですが、長時間の式を避けるためにやむなく割愛しています。
その後、二学期学級委員の任命をしました。二学期は様々な行事もあり大変ですが、よろしくお願いします。
卓球部・ソフトテニス部・ソフトボール部・陸上部から、大会結果の報告がありました。
どの部も大変頑張りました。次につながった人はさらに精進し、納得のいく試合をしてきてほしいと思います。
短い夏休みでしたが、多くの生徒が少し成長したような感じを受けました。二学期は自分を試す学期です。考え、振り返り、間違いから学びながらさらに成長してほしいと思います。