2021年3月2日火曜日

諦めないことの大切さ

 本日の全校朝会で、市民憲章書初め展・障がい福祉ふれあい作文コンクール・全国学芸サイエンスコンクールの表彰を行いました。また、県中体連強化選手指定証の伝達も行いました。

 今年度ももうすぐ終わります。数々の栄光に輝いた二中生の活躍は本当に素晴らしかったと思います。これからも二中プライドを胸に自信と誇りを持って頑張ってほしいと思います。

2021年もあっという間に3月に入り、令和2年度ももうすぐ終わろうとしています。今年度は世界が新型コロナウイルスとの闘いに苦戦する中、皆さんは自分たちのできることを前向きに考え、いつも諦めることなく取り組んできた一年だったと思います。今日はそんな皆さんに、「諦めない」ことの大切さについて少しお話をします。

2011年3月11日14時46分に起きた東日本大震災を覚えていますか。来週の3月11日で震災から10年という節目を迎えます。この震災での死者・行方不明者は2万人弱、総被害額は20兆円を超えると言われています。

さて、この切符を見てください。この切符は東日本大震災で大打撃を受けた三陸鉄道が、震災から1年目の2012年3月11日に地元有志の企画で発行した切符です。行先は「復興未来ゆき」、そして有効期限は「諦めない限り」と書いてあります。その2年後、2014年4月6日に三陸鉄道リアス線は全線開通を成し遂げました。

皆さんの人生はまだ始まったばかりです。諦めることをしなければ、未来は明るいはずです。どんなことも、「諦めない限り有効」だと私は思います。これから先どんなことがあっても、諦めることなく前向きに頑張ってほしいと思います。(校長講話より)