一学期始業式でみなさんに、本田宗一郎氏の『人間というものは面白いものであり、不思議なものであり、必要のない人間というのはいないのである。』という言葉と、『人間にとって大事なことは、学歴とかそんなものではない。他人から愛され、協力してもらえるような徳を積むことではないだろうか。』という言葉について話をしました。
私は必要のない人間は絶対にいないと思います。人は必要とされることで自分の力を発揮し、その場所で能力を開花するのです。そして必要とされるためには、他人から愛され協力をしてもらえるような人になることが大切なのです。 一学期を振り返ってみて、皆さんは自分の力を発揮することができたでしょうか。周囲から愛され、協力をしてもらえたでしょうか。市中駅伝大会や市中総体、合唱コンクールや吹奏楽地区大会、そして先日行われた県中総体など様々なところで皆さんの活躍が光った一学期でした。その時その時、皆さんは本当に輝いていました。「新生二中」を合言葉に、生徒会スローガン「繋ぐ」のもと「さすが二中生！」と地域の方々に言っていただいたことがその答えだと思います。皆さんには力があります。自信を持って次の目標に向かって進んでほしいと思います。
今日で一学期が終わります。一学期を振り返りその経験を二学期に生かしてさらに大きく成長するためにも夏休みの長期間、心身をたくましく鍛え、健康を損なわないようにして８月１９日に元気な顔を見せてください。夏休みに沢山の経験をし、一回りも二回りも成長した皆さんと、元気に二学期会えることを楽しみにしています。
【一学期終業式の話より】
